ブリティッシュ・プログレを代表するグループ
KING CRIMSON

69年に「In The Court Of The Crimson King」で衝撃的なデビューを飾り、プログレッシブ・ロックの夜明けを作ったグループ。 彼らはヘヴィネスと幻想を同居させた唯一無二の音楽性を基本に、時にスペーシーに、時にアヴァンギャルドに化学変化を繰り返し、積極的なポリリズム、変拍子の多用や、フリーフォームなインプロヴィゼーションの応酬、果ては、へヴィ・メタルの元祖と言われる硬質なサウンドまでを操り、またたく間にスターダムへと登りつめました。 奇才Robert Frippを中心にした、その常に先鋭的な音楽性は、プログレッシブ・ロックというジャンルに留まらず、全ロック界の中でも孤高の領域へと達しており、あまたのフォロワーを生み出しています。
代表作
KING CRIMSON/IN THE COURT OF THE CRIMSON KING
69年発表の歴史的デビュー作
奇才Robert Frippを中心に結成され常に先鋭的なサウンドを作り出し、デビュー以来プログレッシブ・ロックの頂点に君臨し続けるイギリスのグループの69年デビューアルバム。プログレッシブ・ロックのスタートラインとなった記念碑的作品であり、「21世紀の精神異常者」のヘヴィーなサウンドで幕を開け「クリムゾン・キングの宮殿」の荘厳なメロトロンで終幕するまで、全く非の打ち所の無いフレーズとインプロヴィゼーションの応酬が乱れ飛びます。BEATLESの「Abbey Road」を蹴落とし全英トップにのし上がった本作は、プログレッシブ・ロック時代の幕開けを象徴する1枚として語り継がれています。
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Robert Fripp系のギター
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POLYPHONY / WITHOUT INTRODUCTION
アメリカ、EL&PやKING CRIMSON譲りのエネルギッシュなサイケ・プログレ、71年の名作
アメリカのキーボード・ロック・グループの71年作。クラシカルなオルガンや各種ヴィンテージな鍵盤楽器を操るキーボーディストを中心にEL&Pからの影響を感じさせながらも、より荒削りでハードなサウンドを聴かせています。やはりその理由としてはRobert Frippのようなへヴィーなサウンドを放つギタリストの存在が大きく、ハードにドライブするオルガンとせめぎあうかのように主張しており、適度に香るサイケデリックな質感とあわせてキーボード・ロックグループとしては非常に個性的。大曲2曲を中心にヘヴィーなシンフォニック・ロックで畳み掛ける好作となっています。
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SHYLOCK / ILE DE FIEVRE
フランスのクリムゾン・フォロワー、78年の傑作
Robert Frippからの影響を感じさせるFrederick L'Epeeのギターと、Didier Lustigによるシンフォニックなストリング・シンセサイザーをフューチャーし、独自のへヴィー・シンフォニック・ロックを作り上げたフランスのグループの78年2nd。前作と比べて特にキーボード・サウンドが充実しており、KING CRIMSONのような硬質なサウンドはそのままに、よりシンフォニックな幻想色とメロディアスさに磨きがかかった、色彩豊かな1枚です。硬質なサウンドと叙情美が交錯するフレンチ・シンフォニック・ロックの名盤と言えるでしょう。
KING CRIMONを髣髴とさせるメロトロン
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MUSEO ROSENBACH / ZARATHUSTRA
イタリアでメロトロンと言えばヘヴィ・シンフォ!ヘヴィ・シンフォと言えば、やはりこのグループ!「洪水」という言葉がぴったりの溢れんばかりのメロトロン、狂暴なアンサンブル、強烈な叙情!あぁ、すごい・・・。
イタリアン・シンフォ大傑作、73年作
イタリアン・シンフォニック・プログレッシブ・ロックの頂点に君臨する名盤であり、イタリア然とした叙情とへヴィネスで迫る傑作73年作。その内容はロマンに溢れるメロディーと、キーボード・サウンドをメインに据えた爆発的な熱気を感じるへヴィー・シンフォニック・ロックであり、ニーチェの「ツァラトゥストラはかく語りき」テーマに掲げた壮大なコンセプト・アルバムです。儚げなフルートや溢れ出る洪水のようなストリングスなど、メロトロンの長所を生かしきった名盤としても別格の出来であり、へヴィーなギターやせわしない手数を誇るドラムが彩るパワフルな音像に、深みのあるシンフォニック性とイタリアン・ロックの風格を加味することに成功しています。入門編にも最適な必聴名盤。
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STEVE HACKETT / VOYAGE OF THE ACOLYTE

- 1299円(33724228)
在庫あり
75年1stソロ
英国プログレッシブ・ロックを代表するバンドGENESISの全盛期を支えたギタリストによる、GENESIS在籍中の75年ソロ・デビュー作。本家のGENESISはちょうど代表作である「幻惑のブロードウェイ」を発表した時期であり、Phil CollinsやMike Rutherfordのサポートを受け、Peter Gabrielに採用させることのなかったSteve Hackettの求めたGENESISの音が詰め込まれた傑作といえます。またGENESISを想起させるばかりではなく、最初期のKING CRIMSONにも通じるような荘厳なメロトロンの使用、Sally Oldfieldのソプラノ・ボーカルなどが豊かなバリエーションを描き、彼独自のシンフォニックな音像を形成しています。
- 1299円(33724228)
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TERPANDRE / TERPANDRE
81年作、フレンチ・シンフォの名作
フランスの叙情派を代表するシンフォニック・ロックバンドの78年録音80年唯一作。ジャジーなシンフォニック・ロックを奏でる、自主制作とは思えない高いクオリティーを持った作品であり、ツイン・キーボードの強みを生かした構成となっています。またメロトロンの洪水系名盤としても有名であり、郷愁を誘うマイルドな各種メロトロンの響きとスリリングなジャズ・ロックアンサンブルの対比がアルバムを通して光っており、専任ヴァイオリン奏者まで擁しているという、この上ないシンフォニック・ロック体勢で聴かせる素晴らしい作品です。
凶暴なサウンドと神秘性
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ARACHNOID / ARACHNOID
KING CRIMSONフォロワーとして有名なフランスのグループの78年唯一作
耽美な魅力を放つKING CRIMSONフォロワーとして有名なフランスのグループの78年唯一作。ギターのへヴィーな音色などには確かに中期KING CRIMSONからの影響を色濃く感じさせますが、ボーカルの咽び泣くようなシアトリカルな語り口やアナログ・シンセサイザーなどの重みは同郷ANGEを髣髴とさせ、へヴィー・シンフォニックな音像を作り上げています。もちろんそんな凶暴なサウンドと対比するようにメロトロンやストリング・シンセサイザーを使用した叙情も用意されており、共にフランスらしい冷ややかな響きが印象的です。
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CARPE DIEM / EN REGARDANT PASSER LE TEMPS
緊張感と幻想が見事に融合した仏プログレの名作
ANGEのマネージャーが設立したCryptoレーベルよりデビューし、フランスらしい耽美な幻想色を持ち、緊張感を持たせながら浮世離れしたファンタジックなサウンドを作り出したグループの75年デビュー作。各種浮遊感のあるエフェクトを駆使しながら独特のサイケデリックな質感を漂わせ、シンフォニックな味わいを感じさせるジャズ・ロックアンサンブルを聴かせます。KING CRIMSONを髣髴とさせるダークな変拍子なども登場し肉感的に迫るような局面もありますが、KING CRIMSONのようにハードに聴こえさせないのは前に押し出されたサックス、フルートの流れるような幻想色。冷たい狂気を内包させた名盤と言えるでしょう。
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OSANNA / PALEPOLI

- 2298円(VMCD127)
在庫なし
伊ヘヴィ・プログレを代表する傑作
CITTA FRONTALEを母体に、Danilo RusiciとElio D'annaを中心に結成され、呪術的なサウンドとほの暗い叙情でトップバンドへと登りつめたイタリアのへヴィー・プログレッシブ・ロックグループの73年3rd。彼らの最高傑作として名高い本作は、彼らの個性である呪術的な暗鬱とした音楽性、圧倒的なサイケデリアを描く音像、そして過剰なへヴィネスを内包したギター、サックスが先導するフリー・ジャズ路線のアプローチが高次元で融合したイタリアン・プログレッシブ・ロックを代表する名作であり、おどろおどろしいながらも神秘を感じさせる傑作です。
- 2298円(VMCD127)
メンバーらによる同傾向プロジェクト
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McDONALD & GILES / McDONALD AND GILES
70年作
KING CRIMSONの歴史的デビューアルバム「In The Court Of The Crimson King」に参加し脱退したIan McDonaldとMichael Gilesが、Michael Gilesの兄弟であるPeter Gilesとユニットを組みリリースされた名盤。その内容はイギリスの田園風景が浮かんでくるような、のどかでアコースティックな雰囲気が素晴らしい叙情作となっています。Ian McDonaldはマルチ・プレイヤーぶりを発揮しサックス、フルートに加えピアノ、オルガン、ギターも演奏。盟友Peter Sinfieldが作詞で参加した20分超えの「バードマン」で締めくくるまで、高いクオリティーを保った傑作です。
GENESIS

69年にデビューし、Peter Gabrielによる、何人もの役柄を演じるシアトリカルなボーカルと演劇的なステージパフォーマンス、Steve Hackettによる御伽噺の世界を彩るような12弦ギター、堅実なプレイで英国然とした味わいをと深みを楽曲に与えるTony Banksのキーボードを中心に、70年代のプログレッシブ・ロック黄金期を支えたグループ。 特にPeter Gabrielのしゃがれた味わい深いボーカルと摩訶不思議コンセプト性は多くのフォロワーに影響を与えましたが、70年代中期でPeter Gabrielが脱退すると、ドラマーPhil Collinsを中心にその音楽性をポップなサウンドへと華麗に変化させ、プログレッシブ・ロックフィールドを越え、ポップグループとしても大きな成功を収めました。
代表作
GENESIS/LAMB LIES DOWN ON BROADWAY
74年6th
Peter Gabrielによる味わい豊かなしゃがれ気味のボーカルと、演劇的に彩られたステージ・パフォーマンスが独特の存在感を放ち、数多くのフォロワーに受け継がれ、現在に至るまで脈々とプログレッシブ・ロックシーンに息づいているイギリスのグループの74年6th。Peter Gabriel在籍期最後のアルバムとなる本作はマンハッタンを舞台に繰り広げられる、ラエルという男性を主人公にしたコンセプト・アルバムであり、Peter Gabriel期GENESISの集大成となった問題作。前作までのファンタジックなジャケットから一転、ヒプノシスによるジャケットを採用し、それまでの寓話的な幻想性は後退していますが、Peter Gabrielのシアトリカルなボーカルは健在であり、聴く者を文字通り幻惑の世界に誘います。
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Peter Gabriel系シアトリカル・ボーカル
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IVORY / SAD CYPRESS
GENESISタイプのジャーマン・シンフォ傑作
民間オーケストラの指揮者を務めたUlrich Sommerlatteとその息子であるThomas Sommerlatteを中心に結成され、同郷NEUSCHWANSTEINと並んで、単発ながらも質の高いGENESISフォロワーとして名を馳せたグループの作品。なんと首謀者であるUlrich Sommerlatteは当時すでに60代を迎えており、GENESISのサウンドに感銘を受けバンドを始動、それどころかGENESISフォロワーとしてここまで水準の高い作品をリリースしてしまったと言うから驚きです。音楽的にはNEUSCHWANSTEIN同様Peter Gabriel期のGENESISへの憧れが詰まった作品となっており、Ulrich Sommerlatteの飽くなき探究心が結実したジャーマン・シンフォニックロックの名盤と言えるでしょう。
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MONA LISA / AVANT QU'IL NE SOIT TROP TARD
Jean-Paul PiersonとJean-Luc Martinを中心に結成され、ANGEのマネージャーが設立したCryptoレーベルより作品をリリース。
Jean-Paul PiersonとJean-Luc Martinを中心に結成され、ANGEのマネージャーが設立したCryptoレーベルより作品をリリース。ANGEと同じようにGENESISに影響を受けたコンセプチュアルな作風で、フレンチ・シアトリカル・ロックの代表格となったグループの77年3rd。代表作の1枚として評価を受けている本作は前作からさらにフランスらしい耽美な魅力とシアトリカル・ロックのダイナミズムを押し出した傑作であり、非常にスリリングな内容です。PULSARにも似た広がりとファンタジアを内包しながら、バンド・セクションの緊張感が前作より格段に増しており、ANGEに引けを取らない劇的な展開を見せます。
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NEUSCHWANSTEIN / BATTLEMENT
抜群の歌心を持ったジャーマン・シンフォの名作
ドイツの古城をバンド名に据えたシンフォニック・ロックグループの79年作。いわゆるGENESISフォロワーの中でもその徹底したサウンドメイクで評価を得たグループであり、初期、中期GENESISの音楽性を堅実に継承しています。ボーカルはPeter Gabrielそっくりのしゃがれ声でシアトリカルな歌い回しを聴かせ、のどかな田園風景を想起させるような12弦ギターのファンタジックな調べはまさに黄金期GENESISそのもの。そこに厚みのあるシンフォニックなキーボードが加わると、ジャーマン・シンフォニック・ロック独特の音の深み、そしてブリティッシュとはまた質感の違うロマン派の翳りが見える、素晴らしい作品です。
ファンタジックな叙情美
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CATHEDRAL / STAINED GLASS STORIES

- 2199円(SYNCD3)
在庫あり
北米シンフォ・プログレの逸品、78年唯一作
アメリカのシンフォニック・ロックグループの78年作。硬質な演奏を聴かせるギターとベースはYES系の構築美を持ち、ドラムはKING CRIMSONの緊張感とタイトな質感。キーボードはGENESISのファンタジックさを持ち、それらをブレンドすることで独自のテクニカル・ヘヴィー・シンフォニック・ロックへと落とし込んだ作品です。特にその楽曲からはYES、GENTLE GIANTのような構築的な雰囲気が感じられますが、アメリカのプログレッシブ・ロックバンドのような抜けの良さとは無縁であり、英国的な湿り気と叙情を持ったタイプ。また、メロトロンの名盤としても有名であり、GENESISを彷彿とさせるファンタジアを描きます。
- 2199円(SYNCD3)
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MADISON DYKE / ZEITMASCHINE

- 2399円(CD106)
在庫あり
77年作、ジャーマン・シンフォ屈指の名作
GENESIS系の名盤との呼び声高いNEUSCHWANSTEINの影に隠れてしまう不遇もあった、NEUSCHWANSTEINと同じドイツはラケット・レーベルよりリリースされたシンフォニック・ロックバンドの77年唯一作。冒頭からドイツ産らしい深みと翳りを持ったサウンドを構築しており、格調高いフルートが木霊する様はまさにジャーマン・シンフォニックロック。また、やはりNEUSCHWANSTEINと同じGENESISフォロワーとしての側面を持ち合わせており、12弦ギターによるファンタジックな調べはPeter Gabriel期GENESISを彷彿とさせます。全4曲から成る大作指向で聴かせる名作です。
- 2399円(CD106)
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MAXOPHONE / MAXOPHONE (ITALIAN LYRICS VERSION)

- 2298円(AMS138CD)
在庫あり
イタリアン・シンフォニック・ロックの金字塔的傑作
単発ながらイタリアン・シンフォニック・プログレッシブ・ロックの頂点に君臨する名盤を生み出したグループによる75年作。非常にポピュラリティーに富んだ名作であり、バンド・アンサンブルに加えてヴァイオリン、チェロ、サックス、フルートといった管弦セクションを充実させ、ロックのダイナミズムとクラシカルな彩り、そしてアコースティックな音像が醸し出すイタリア叙情と言う点で、まさしくイタリアン・プログレッシブ・ロックの最高峰に位置する作品です。同郷PREMIATA FORNERIA MARCONIや、やはり単発ながら叙情的な名盤を作り上げたLOCANDA DELLE FATEの牧歌性にも共通する質感を有しており、また、メロディアスなボーカルはイタリアン・カンタトゥーレとしても絶品です。
- 2298円(AMS138CD)
メンバーらによる同傾向プロジェクト
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STEVE HACKETT / VOYAGE OF THE ACOLYTE

- 1299円(33724228)
在庫あり
75年1stソロ
英国プログレッシブ・ロックを代表するバンドGENESISの全盛期を支えたギタリストによる、GENESIS在籍中の75年ソロ・デビュー作。本家のGENESISはちょうど代表作である「幻惑のブロードウェイ」を発表した時期であり、Phil CollinsやMike Rutherfordのサポートを受け、Peter Gabrielに採用させることのなかったSteve Hackettの求めたGENESISの音が詰め込まれた傑作といえます。またGENESISを想起させるばかりではなく、最初期のKING CRIMSONにも通じるような荘厳なメロトロンの使用、Sally Oldfieldのソプラノ・ボーカルなどが豊かなバリエーションを描き、彼独自のシンフォニックな音像を形成しています。
- 1299円(33724228)
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STEVE HACKETT / SPECTRAL MORNINGS
78年作
英国プログレッシブ・ロックを代表するバンドGENESISの全盛期を支えたギタリストによる、初期の名盤と言われる78年3rd。前2作がゲストミュージシャンを迎えての録音であったのに対して、本作からは本格的にバンド体制を組みJohn Hackett、Nick Magnus、Pete Hicksらを従えた、音楽的にも統一感を持たせた作風となっています。GENESIS直系のファンタジックなシンフォニック・ロックから、クラッシック・ギターを響かせる楽曲、オリエンタルなエキゾチックさを醸し出す楽曲まで触れ幅に恵まれていますが、どの楽曲も一聴して彼と分かるオリジナリティーに脱帽してしまう名盤です。
YES

69年に結成され、サイケデリック色を残したサウンドから時を経て徐々にプログレッシブ・ロック的なアプローチを開始。絶技巧を要求されるレベルの高い楽曲と壮大なコンセプト性を携え、プログレッシブ・ロック全盛期を作り上げたグループです。 ハイトーン・ボーカルが魅力のJon Anderson、リッケンバッカーによる硬質なベースとブレのないコーラスで脇を固めるChris Squire、ハモンド・オルガン、メロトロンを駆使した華麗なキーボード・オーケストレーションを見せるRick Wakeman、カントリーからフラメンコまでを自在に操るギタリストSteve Howe、ロックからジャズドラムまで幅の広いテクニックを持つBill Brufordという黄金期のメンバーが残した作品は、広くロックの名盤として知られています。
代表作
YES/CLOSE TO THE EDGE
72年5th
その構築的に練り上げられた楽曲と凄まじい演奏技術により、今なお多くのフォロワーを生み出しているイギリスのグループの72年作5th。その内容は前作「こわれもの」と並ぶ、プログレッシブ・ロック史に留まらず70年代ロック史に残る屈指の大名盤であり、20分近い表題曲をメインに据えたコンセプト・アルバムとなっています。Keith Emersonと人気を分かつRick Wakemanによる華麗なキーボード・オーケストレーション、カントリーからフラメンコまでを自在に操る個性派ギタリストSteve Howeの超絶プレイ、難解な哲学詞を伝えるハイトーン・ボーカリストJon Anderson、テクニカルでタイトなBill Brufordのドラム、そしてリッケンバッカーによる硬質なベースさばきを見せるChris Squire、今にも崩れそうな危ういバランスを保ちながら孤高の領域に踏み入れた、まさに「危機」の名に相応しい作品です。
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Jon Anderson系ハイトーン・ボーカル
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STARCASTLE / STARCASTLE
「アメリカのYES」として知られるグループ、76年デビュー作
プログレッシブ・ロックの歴史においてYESフォロワーは数知れず各国から乱立していますが、その中でも最も有名なYESフォロワーとなったアメリカのシンフォニック・ロックグループの76年作。時代がコンパクトなロックへと向かっていた時期に、アメリカ独特のポップセンスを感じさせながら70年代プログレッシブ・ロックにこだわった長尺主義などを積極的に採用しており、その演奏は本家と間違えるほどの徹底したクローン・サウンドとなっています。特にきらびやかなキーボード・サウンドにはRick Wakemanの影を感じ、ハイトーンのボーカリストはまさにJon Anderson風。ここまで徹底したサウンドを追求すればそれ自体が個性になり得るという名盤です。
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STEP AHEAD / STEP AHEAD
フランス、82年作、ファンタスティックなシンフォ・プログレ
80年にChristian Robinを中心に結成され、YESのJon Andersonを髣髴とさせるハイトーン・ボーカルで明瞭なシンフォニック・ロックを聴かせるフランスのグループの82年唯一作。当時の音楽シーンの流れを汲んだハード・ポップな音楽性でまとめながらも、そのサウンドはポンプ・ロックへと向かっていた当時の潮流に逆行した70年代サウンドで構成されています。メジャーリリースと言うこともあってSTYXのようなアメリカン・プログレハード的な垢抜けたものを目指しつつも、零れ落ちるように、CAMELのマイルドさやSTEVE HACKETTのような叙情的ギターワークなど、70年代のサウンドの名残が感じられる名盤です。
キャッチーな音楽性
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CAPABILITY BROWN / VOICE
英ロック/プログレ/ポップの魅力がギュウギュウに詰まった美味しすぎる名作
元HARMONY GLASSのTony FergusonやKenny Roweらによって結成されたブリティッシュ・ロックグループによる73年作。Hipgnosisのジャケットが個性的な本作は、ウェストコースト・ポップとプログレッシブなアンサンブルが融合した傑作であり、特にコーラス・ワークの妙技はQUEENを髣髴とさせる特筆すべきものです。また、リュートやバラライカなどの宮廷古楽的なアプローチも見せるなどその音楽的な引き出しは予想以上に多く、メロトロンが英国然とした哀愁とドラマティックな展開を生み出すなど聴き所に恵まれています。AFFINITYのヴァージョンがおなじみ「I Am and So Are Are You」やSteely Danの「Midnight Cruiser」のカヴァーをはじめ、20分を超える大曲も用意された傑作です。
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KANSAS / POINT OF KNOW RETURN
77年5th、カンサスの最高傑作
抜けの良いアメリカン・ロックのバンド・アンサンブルとクラシカルなヴァイオリンによるシンフォニックなアプローチでアメリカを代表するプログレッシヴ・ロック・グループとなり、後のアメリカン・プログレハードの基礎を築いたグループの77年5th。「Point Of No Return」や「Dust In The Wind」といった彼らの代表曲を収録した本作は、彼らの持ち味であるアメリカン・ロックの明快さと、複雑に構築されたプログレッシブ・ロック然としたバンド・アンサンブルが最も良いバランスで同居した傑作となっており、キャッチーな覚えやすいメロディーとテクニカルなプレイとの対比が素晴らしい、彼らの代表作です。
硬質なバンド・サウンド
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ATOLL / L'ARAIGNEE MAL
仏プログレを代表するグループ、75年の傑作2nd
構築的な楽曲アレンジ、美しいコーラス・ワーク、そして華やかな音像で「フランスのYES」などと評されている、フレンチ・シンフォニック・ロックを代表するグループの75年2nd。前作での構築的なサウンドはさらに磨きをかけながら、ギタリストChristian Beya、ヴァイオリンのRichard Aubertの新加入が大きくバンドに影響を与え、YESの構築美やジャズ・ロックアンサンブルに加えてKING CRIMSONの屈折したヘヴィネスまで織り交ぜて聴かせています。多少荒さのあった前作から比べると、フランス産らしい耽美な質感も現れており、まさしく彼らの代表作とするにふさわしい名盤です。
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ESPIRITU / CRISALIDA
アルゼンチン、攻撃性と歌心を併せ持つ絶品シンフォ。
アルゼンチン、75年作の1stアルバム。伸びやかなシンセ、テクニカルかつアグレッシヴな演奏で畳み掛けるギター&ベースを中心としたドラマティックなシンフォニック・ロック。突き抜けるように明るいアコースティック・ギターが印象的で、「こわれもの」「危機」あたりのYESを想起させます。とにかく終始テンションが緩まないアンサンブルは圧巻。シンフォ・ファン必聴です
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ESPIRITU / LIBRE Y NATURAL

- 2199円(2484779)
在庫あり
アルゼンチン、攻撃性と歌心を併せ持つ絶品シンフォ
アルゼンチン、76年作の2ndアルバム。サウンドは、前作の延長線上にある畳み掛けるようなシンフォニック・ロック。演奏力の向上からか、前作に比べて各楽器の切れ味がかなり増した印象。YESを想わせる緻密かつアグレッシヴなアンサンブルのダイナミズムは前作以上と言えるでしょう。南米らしいたおやかなメロディー、伸びやかなハイ・トーンが素晴らしいヴォーカルは相変わらず。名作。
- 2199円(2484779)
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HARLEQUIN MASS / HARLEQUIN MASS

- 2099円(MMP236)
在庫なし
米シンフォ、自主制作とは思えない完成度
アメリカの自主制作シンフォニック・ロックの名盤を生み出したグループによる78年作。その音楽性はYESの構築性とGENESISの叙情美、そしてゆるやかなマイルドさを持ったCAMELの質感が融合した、淡く広がる英国然としたものであり、セクションによってはフルートやサックスを導入し、GENTLE GIANTのようなフックを効かせた変拍子ロックを奏でるなど触れ幅に恵まれた1枚となっています。またミドルレンジの響きが美しい紅一点の女性ボーカルNancy Kayeを擁しており、非常にメロディアスなシンフォニック・ロックを奏でます。マイルドさとタイトさ、ポップフィーリングとプログレッシブなアプローチのバランスが素晴らしい1枚です。ボーナス・トラック4曲。
- 2099円(MMP236)
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POLLEN / POLLEN

- 2499円(MPM06)
在庫あり
カナダを代表するシンフォニック・ロックの傑作、とにかく圧倒的な存在感!
同郷HARMONIUMとも関連のあるカナダのシンフォニック・ロックグループの76年作。非常にテクニカルなプレイの応酬で迫るその内容は、YESの構築的なアンサンブルを基本に、変拍子を多用し、ピアノ、オルガン、アナログ・シンセサイザーが盛り上げていく技巧派シンフォニック・ロックであり、加えてGENTLE GIANTのような音数の多さとフックに富んだ曲調、アコースティック・ギターの鮮やかな響きにはGENESISのファンタジアを内包させています。ドライ且つクールな響きを発するカナダのグループの中にあって、英国然としたサウンドが強調された名盤と言えるでしょう。
- 2499円(MPM06)
メンバーらによる同傾向プロジェクト
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RICK WAKEMAN / SIX WIVES OF HENRY VIII
73年ソロ・デビュー作
イギリスを代表するプログレッシブ・ロックバンドYESの全盛期を支えたキーボーディストであり、そのクラシカルで大仰なキーボードワークで「こわれもの」や「危機」の多難な楽曲を彩ってきたアーティストの73年ソロデビューアルバム。時期的にはYESの「海洋地形学の物語」がリリースされ初めての脱退を宣言した時期ですが、その内容は、「ヘンリー8世の6人の妻」の名前をタイトルにした6曲で構成されたコンセプト作品であり、ピアノやオルガンをはじめ、メロトロンやRMIキーボード、モーグ・シンセサイザーをふんだんに使用。YES以上に彼のクラシカルなキーボードワークを堪能できる名盤です。
EL&P

THE NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成され、クラシックとロックの華麗なる融合を成し遂げたグループ。 それまでのロックに不可欠と考えられていたギターを廃し、キーボード・トリオ編成でありながら強烈に歪ませたオルガンをドライブさせ、時にナイフを突き立て、ギターのパワーコードにも負けないダイナムズムを演出。加えて、シンセサイザー黎明期からその可能性に着眼し、楽曲をカラフルに彩る最先端のサウンドを作り上げてきました。 クラシックからの選曲も特筆すべきであり、代表作「展覧会の絵」をはじめ、インプロヴィゼーションで繰り出されるKeith Emersonのクラシカルなキーボードワークは、多くのミュージシャンに影響を与えています。
代表作
EL&P/BRAIN SALAD SURGERY
73年5th、70年代英国ロック屈指の名盤であり、それまでの彼らの集大成を最高の形で結実させた傑作
NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成され、ギターレスのトリオという変則的な編成ながらそのハンディを全く感じさせない音楽性でプログレッシブ・ロックの1つのスタイルを築いたイギリスのグループの73年5th。自身のレーベル「マンティコア」よりリリースされた、70年代英国ロック屈指の名盤であり、それまでの彼らの集大成を最高の形で結実させた傑作です。ヒューバート・パリー作曲の「聖地エルサレム」で荘厳に幕を開け、ヒナステラ作曲の超絶曲「トッカータ」などこれまでの彼らの音楽性に沿った個性的な楽曲が並ぶものの、本作から全編に本格的にシンセサイザーが導入されており、より彩り豊かな英国叙情を伝えています。極めつけは30分にも及ぶ3楽章から成る「悪の経典#9」の完璧なロックシンフォニー。全ロックファン必聴の名作です。
キーワードでつながる各国プログレ名作(すべて在庫あり)
直系のキーボード・ロック
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LATTE E MIELE / PAPILLON
イタリアン・キーボード・ロックの名盤を生み出したジェノヴァ出身バンドの73年作2nd
70年代にLE ORMEなどと並んで、イタリアン・キーボード・ロックの名盤を生み出したジェノヴァ出身バンドの73年作2nd。その内容は脱獄劇「パピヨン」をコンセプトに製作された、前作同様スケールの大きなコンセプト・アルバムとなっています。キーボード・トリオ編成と言うことでやはりEL&Pからの影響が色濃く、オルガン、ピアノを中心に、ベートーベンの「悲愴」やヴァヴァルディの「四季」を取り入れたクラシカルなキーボード・ロックや、コンボスタイルのジャジーなサウンドまで堪能することが出来ます。さらにはオーケストラを大きく取り入れたアプローチも特筆すべきものであり、壮大なバラードにおける管弦セクションのクラシカルな彩り、室内楽風の弦楽奏、ソロを取るヴァイオリンなど、やはりシンフォニック・ロックとして一級品ですが、実は哀愁に溢れたボーカルのメロディーこそ彼らの一番の個性であり、インターリュードとしてたびたび登場する物悲しい歌メロをはじめ、イタリアならではのメロディーメイクのセンスが際立った作品とも言えます。
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LE ORME / FELONA E SORONA
73年5th、イタリアン・シンフォニック・ロック屈指の名盤
結成は67年までさかのぼり、ビート・ロックグループとしてデビュー後、時代の流れに対応してプログレッシブな音楽性へと変化。以降、EL&P系のキーボード・ロックバンドとして知名度を上げ、活動を続けるグループの73年5th。イタリアンシンフォニック・ロックの名盤として有名な作品であり、「フェローナとソローナ」をテーマにした、組曲形式で聴かせるコンセプトアルバムとなっています。全編で溢れるイタリア然とした叙情とメランコリックな肌触りは特筆すべきものであり、オルガンを中心にした攻撃性のあるキーボード・ロックとAldo Tagliapietraの儚げなボーカル曲との対比がやはり素晴らしく、ジャケットのような気品漂うサウンドを作り上げています。
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METAMORFOSI / INFERNO

- 2298円(VMCD002)
在庫あり
イタリアン・キーボード・ロックを代表する名作
イタリアのキーボード・ロックグループによる72年2nd。ダンテの「神曲」をテーマに掲げたコンセプト・アルバムである本作は、前作からギタリストの脱退とドラマーの交代を経て、彼らがキーボード・ロックグループへと変貌した名盤です。キーボーディストによるパイプ・オルガン、ハモンド・オルガン、ピアノ、アナログ・シンセサイザー、ハープシコードなどが全体を覆いつくしており、パワフルなドラムとのせめぎあいがダイナミックな音像を演出。そのサウンドから突き抜けるようにしてJimmy Spitaleriによるバリトンヴォーカルが響けば、壮大なロック・オーケストラを見るような世界観が広がります。
- 2298円(VMCD002)
独自の個性を放つキーボード・ロック
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QUILL / SURSUM CORDA

- 2199円(SYNCD10)
在庫あり
米キーボード・トリオ、リリカルなシンフォの傑作
77年に録音され93年の発掘まで埋もれていたアメリカのキーボード・ロックバンドの作品。20分、15分の大曲2曲のみで構成された本作はKeith EmersonやRick Wakemanを髣髴とさせるキーボーディストが主導する作風ですが、いわゆるEL&Pのような典型的なキーボード・ロックというよりは、あくまでメロトロンやアナログ・シンセサイザーをはじめ、ピアノ、オルガン、ハープシコードなどをフル稼働した、キーボードがメインになり紡がれるシンフォニック・ロックという趣であり、あくまでも叙情的なボーカルメロディーを大切にしたサウンドとなっています。
- 2199円(SYNCD10)
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STARDRIVE / STARDRIVE
グルーヴィーなEL&P!オリジナリティ溢れる好盤!
アメリカのキーボード・ロックグループによる74年2nd。いわゆるEL&Pフォロワーとして知られているその内容は、ソロアルバム「HONKY」期のKeith Emerson、もしくはPatrick Morazを髣髴とさせるRobert Masonのシンセサイザーをフューチャーしたカラフルなキーボード・ロックであり、オルガンやメロトロンではなく、あくまでも分厚いアナログシンセサイザーにこだわり、グルーヴィーなサウンドを放っています。加えて、スペイシーな独特の個性も持ち合わせており、ファンキーでリズミックな音楽性と絶妙な絡みつきを見せます。キーボード・ロックの個性的な名盤です。
メンバーらによる同傾向プロジェクト
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NICE / THOUGHTS OF EMERLIST DAVJACK
Keith Emersonが在籍していたグループ、67年作、プログレ黎明期の名作
後にKING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerと共にEMERSON LAKE&PALMERを結成し、キーボード・プログレッシブ・ロックの名盤を連発し、バンドサウンドにおけるキーボーディストの可能性を切り開く天才Keith Emersonが在籍していたグループの67年作。その内容はクラシカルな響きのKeith Emersonのオルガン、Davy O'Listのブルースフィーリングを感じさせるギター、そしてLee Jackson、Brian Davisonの堅実なリズムセクションで聴かせる黎明期のシンフォニック・ロックであり、時代を反映したサイケデリック風味を残しながらも素晴らしい名作です。
PINK FLOYD

67年にブルース・ロックを基調にしたサイケデリック・ロックバンドとしてシーンに登場し、最初期にはSyd Barrettを中心に活動。Syd Barrett脱退後にはRoger Watersが徐々にバンドの中で頭角を現し、その哲学的な歌詞と、アルバムを通して一つの世界を作り上げると言う大掛かりなコンセプト性でプログレッシブ・ロックバンドとしての地位を築きました。 バンドの代表作『狂気』は、アメリカのビルボードチャートにおいて200位以内に15年間に渡ってランクインするという記録を打ち立てたプログレッシヴ・ロックの金字塔。 プログレッシブ・ロックの枠を超えて賞賛される70年代を代表するロック・グループです。
代表作
PINK FLOYD/DARK SIDE OF THE MOON
プログレ大名盤
ブルース・ロックに根ざした音楽性を持ちサイケデリック・ロックからその歩みを始め、全盛期にはRoger Watersの哲学的な歌詞と完璧なまでのコンセプト性で数々の伝説を作り上げた、世界を代表するロックグループの73年8th。もはや解説不要なまでの英国70年代ロックを代表する傑作であり、アメリカのビルボードチャートにおいて200位以内に15年間に渡ってランクインするという記録を打ち立てたロックの金字塔です。人間の内面に潜む「狂気」をリアルに描いた作品となっており、Alan Parsonsによって丹念に編集された様々な効果音のコラージュ、シンセサイザーの効果的な登用、ヒプノシスによるジャケットアートなどトータルコンセプト・アルバムとして不朽の名盤と言えます。
キーワードでつながる各国プログレ名作(すべて在庫あり)
気だるげな質感を持ったフォロワー
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PULSAR / HALLOWEEN
アーティスティックなフレンチ・プログレの傑作、77年作
メロトロンなどの積極的な利用で、フレンチ・プログレッシブ・ロックの名盤を作り上げた代表的グループの77年3rd。彼らの最高傑作といわれる本作は2部構成から成る大曲のみで構成された作品であり、非常に映像的なドラマチックさを持った傑作となっています。メロトロンの幻想はKING CRIMSONの静的な部分を想起させ、ロングトーンで静かに広がるキーボードや流れるような無理の無い展開はPINK FLOYDのような麻薬的魅力を放ちます。全編にフレンチ・ロックの冷ややかな質感と芸術性が表われており、夢想の中に落ちていくような傑作です。
社会や人間をコンセプトに据えた「The Wall」に代表される内省感
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GENTLE GIANT / THREE FRIENDS
72年発表3rd
演奏のテクニカルさと前のめりな変拍子、先の読めない複雑な展開、どこまでも偏屈でひねくれたポップセンスなど、聴き手を何度も罠に嵌める仕掛けに溢れた楽曲から、まさにプログレッシブ・ロックと呼ぶにふさわしいイギリスのグループの72年3rd。タイトルの通り、子供の頃から共に生きてきた3人の少年たちが時を経てやがて資本家、芸術家、労働者になり、それぞれの別々の道を歩いていくことになる、というコンセプトを掲げたアルバムであり、彼らの個性である変拍子と複雑なアレンジが施された楽曲はヴァーティゴらしい英国叙情を放ち、郷愁を誘うアルバム・コンセプトに上手くマッチしています。
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IL ROVESCIO DELLA MEDAGLIA / IO COME IO
72年作
イタリアン・ハード・ロックグループとしてその歩みを始め、NEW TROLLSの名盤「Concerto Grosso N.I」のオーケストラ・アレンジで有名なLuis Enriquesz Bacalovの協力により名盤を生み出すこととなるプログレッシブ・ロックバンドの72年2nd。どうしてもシンフォニックな彩りに恵まれた3rdが注目されるため日陰の存在となりやすいキーボードレスのへヴィ・ロック時代の彼らの作品ですが、「ヘーゲル哲学」をテーマに掲げたコンセプト作である本作は前作と変わらずギター・アンサンブルを中心とした荒々しいハード・ロックが炸裂。しかし前作から楽曲のアレンジや、イタリア然としたボーカルのメロディー・メイクが向上しており、より音楽的にまとめられた良作となっています。
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SEMIRAMIS / DEDICATO A FRAZZ
イタリアン・ヘヴィ・シンフォの傑作
リリース当時、全曲の作曲を手がけているMichele Zarrilloは若干15歳であり、他メンバーも全員10代であったと言うイタリアのへヴィー・シンフォニック・ロックグループの73年唯一作。変革する社会に対応できなくなったひとりの人間をコンセプトに掲げたトータル・アルバムとなっており、バタバタと暴れるリズム・セクションに荒々しいギター・ワーク、そしてクラシカルなアンサンブルを聴かせるキーボードがイタリアらしい熱気を伝えます。強引に引っ張り変化する展開や多少荒削りで垢抜けない雰囲気は感じるものの、当時の彼らの年齢を考えれば若々しいエネルギーが暴走するサウンドは非常に魅力的なものであり、起伏に富んだスリリングな作品と見ることが出来るでしょう。
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STERN COMBO MEISSEN / REISE ZUM MITTELPUNKT DES MENSCHEN
旧東ドイツ産シンフォ・グループ、80年作
旧東ドイツを代表するシンフォニック・ロックグループであり、ダブル・キーボードを擁した重く厚みのある荘厳なサウンドで評価の高い名盤を生み出した彼らの代表作の1つである81年作。バンド名を短くマイナーチェンジさせて発表されたその内容は、前作よりスペーシーなシンセサイザー・サウンドの登用と、より一層タイトさに磨きのかかった強力なリズム・セクションが印象的な名盤となっています。時代を反映してかやや音に軽さを感じるものの、スリリングな技巧と硬質なバンドアンサンブルを聴かせており、重々しいクラシカル・ロックが印象的だった前作と方向性は違えど、やはり傑作と言えます。
味わい深い渋みを持ったその他の英国ロック
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AFFINITY / AFFINITY
VERTIGOレーベル発のブリティッシュ・ロックを代表するグループの70年唯一作
VERTIGOレーベル発のブリティッシュ・ロックを代表するグループの70年唯一作。KEEFの手によるジャケットアートがよく知られているその内容は、特徴的なハスキー・ボイスの持ち主であるフィンランド出身のLinda Hoyleをフューチャーしたジャズ・ロック寄りのブリティッシュ・ロックであり、ハモンド・オルガンの渋い弾き倒しを中心に英国然としたアンサンブルを聴かせます。また、バンド以外にもLED ZEPPELINのJohn Paul Jonesによりアレンジされたブラス・セクションのダイナミックな響きが大きくその存在感を示す楽曲など、当時のブリティッシュ・ロックならではのアプローチが素晴らしい傑作と言えるでしょう。
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CATAPILLA / CHANGES
ブルージー&プログレッシヴなブリティッシュ・ロック、72年作
イギリスのブルージーなプログレッシブ・ロックグループの72年2nd。YESの作品などでも有名であるRoger Deanの兄弟、Martyn Deanがジャケットを手がけたその内容は、サイケデリックな色彩感に彩られたブルージーなロック・アンサンブルを基本に、儚げで線の細いAnna Meekによるソプラノ・ボーカルは気だるげに呪術的宗教性とも言えるようなデカダンスを描き、 Robert Calvertによるサックスは漂うようにスペーシーな音像を構築しています。渋みを持った英国勢の中でも異端と言える、とても個性的な作品です。
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CRESSIDA / ASYLUM
71年にVertigoレーベルよりリリースされた2nd、英オルガン・プログレの傑作
VERTIGOレーベル発のブリティッシュ・ロックを代表するグループの71年作2nd。KEEFの手によるジャケットアートがよく知られているその内容は、前作のポップ・センスはそのままに、より起伏に富んだアンサンブルで聴かせる作品であり、英国然としたジェントルな気品に満ちた質感と湿り気が特徴的な名作です。コロコロと転がっていくクラシカルなオルガン・ワークを中心にした渋いアンサンブルを放っており、また、ブルージーに泣くギターや所々でドラマチックに楽曲を彩るストリングス・セクション、ブラス・セクションも素晴らしく、英国ロックの奥深さと味わいを伝えています。
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STILL LIFE / STILL LIFE
70年発表、クラシカルなオルガン・ロック、名作
VERTIGOレーベル発のプログレッシブ・ロックを代表するグループの71年唯一作。メンバー編成すらクレジットされていないため長らく謎に包まれていたグループですが、その内容はCRESSIDAなどと並ぶ英国ロックの代表作であり、イギリスらしい重厚な質感を持ったブリティッシュ・ロックという趣です。ブルージーでハードに盛り上げながらもジェントリーな響きを持ったバンド・アンサンブルは英国然とした湿り気と翳りを内包させており、ギターやフルートの彩りを交えながらもそのバンド・アンサンブルを引っ張るのはアグレッシブに弾き倒しを見せつつ懐の深いプレイを聴かせるハモンド・オルガン。英国の芳醇な香りを放つ名盤です。
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T2 / IT'LL ALL WORK OUT IN BOOMLAND
メロトロンやオーケストラを導入した英ハード・ロック、70年作
AARDVARKなどと同じDERAMレーベルよりリリースされた、元GUNのPeter Duntonを中心に結成されたブリティッシュ・へヴィー・ロックグループの70年作。その内容はギタリストKeith Crossのパワフルなプレイを中心に、サイケデリックな質感を残したサウンドとブルース・ロックに根ざした渋みを持ったバンド・アンサンブルで聴かせる作風ですが、一方でピアノやメロトロンなどのキーボードやブラス・セクションなどが登用され英国然としたクラシカル・ロック・アンサンブルを提示するなど、シンフォニックな旨みも持ち合わせており、叙情を堪能できる作品です。
CAMEL

Andrew Latimerを中心にファンタジックなアプローチでプログレッシブ・ロックの重要バンドに位置づけられるイギリスのバンド。 初期はAndrew Latimerによるギターやフルートのエモーショナルな泣きと叙情性、Peter Bardensによるマイルドで味わい深いキーボード・アンサンブルをフューチャーし、ジャジーな魅力のあるリズム・セクションが支える作風。作品を発表するごとに甘みを持ったファンタジックなシンフォニック・ロックを形成していき、代表作「Snow Goose」へと辿り着きます。 その後はCARAVANのRichard Sinclairを迎えたフュージョン・サウンドへの傾倒、Mel Collinsの加入とPeter Bardensの脱退、HAPPY THE MANのKit Watkinsの参加などメンバーチェンジを繰り返していきますが、その幻想的な作風と、マイルドなトータル感は一貫しており、英国叙情派を代表するグループとして君臨しています。
代表作
CAMEL/SNOW GOOSE
一大ロマン抒情詩、英プログレ屈指の傑作
Andrew Latimerを中心にファンタジックなアプローチでプログレッシブ・ロックの重要バンドに位置づけられるイギリスのバンドの75年3rd。オーケストラ・セクションを迎え、ポール・ギャリコの小説「白雁」をコンセプトに掲げたアルバムであり、全編インストルメンタルによる彼らの代表作の1つです。特にAndrew Latimerによるフルートの優しげな調べが印象的な「ラヤダー」は、澄んだシンフォニック・ロックのお手本として有名であり、同じくフルートを扱いながらもアプローチの全く違うJethro Tullとの比較で論じられています。決して派手さはないものの優しさとロマンに溢れており、肌触りの良いギターやPeter Bardensによるキーボードの音色、リズムセクションの軽快さ、そしてインストルメンタルのハンディを感じさせないメロディーとアレンジの上手さで御伽噺の世界をマイルドに表現しきった名盤です。
キーワードでつながる各国プログレ名作(すべて在庫あり)
軽やかなフルート
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ASIA MINOR / BETWEEN FLESH AND DIVINE
CAMELを想わせるフレンチ・シンフォを代表する名作、80年作
非常にフランスらしい冷ややかな質感を持ち、流麗なメロディーとフルート奏者によるリリカルな調べでCAMEL系の名グループとして知られるバンドの79年デビュー作。ロマンチック且つファンタジックなシンフォニック・ロックを構築しており、専任フルート奏者の存在に加えて変拍子を織り交ぜながらジャジーなアプローチを聴かせるあたりはCAMELフォロワーらしい側面が伺えます。全体的に演奏はテクニカルで硬質なものですが、冷ややかながらも肌触りの良いキーボードのロングトーンが効いており、マイルドな雰囲気を演出しています。
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ROUSSEAU / FLOWER IN ASPHALT

- 2399円(MALS328)
在庫あり
CAMELタイプの優美でファンタスティックなジャーマン・シンフォ
フルート奏者を擁し、その肌触りの滑らかさとファンタジックなサウンドで、ドイツを代表するCAMELフォロワーの地位を確立、名作を生み出したグループの80年デビュー作。ストレートに「Moonmadness」期のCAMELを意識したサウンドを作り上げており、特にリリカルなフルートの音色とキーボードの爽やかな響きが印象的。一方でギターワークはAndrew Latimerよりも堅実なプレイに徹する場面が多く、やはりフルートとキーボードの彩りで構築していくタイプのフォロワーと言えるでしょう。垢抜けないながらも味のあるドイツロマンを醸し出した叙情的な名盤です。
- 2399円(MALS328)
甘くマイルドなバンド・アンサンブル
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ANYONE'S DAUGHTER / PIKTOR'S VERWANDLUNGEN
ロマンティシズム溢れるジャーマン・シンフォの傑作
プログレッシブ・ロックが衰退し死滅しかけていた79年に彗星のごとくデビューを果たし、甘く深みを持ったファンタジックなサウンドとジェントルな歌声、そしてジャーマン・シンフォニック・ロックらしいロマンを兼ね備えたドイツを代表するシンフォニック・ロックバンド。81年作の3rd。ヘルマン・ヘッセの小説「ピクトルの変身」をコンセプトに製作された本作は、演奏終了後に聴衆の歓声が聴こえるまでライブ盤とは気付かないほどのクオリティーを持った名演であり、甘いキーボードをバックにヘルマン・ヘッセの作品が朗読され、耳によく馴染むフレーズ、シンフォニックな楽曲群で叙情的に盛り上げていきます。同じく小説をコンセプトにしたという意味においてはCAMELの「Snow Goose」に勝るとも劣らない名盤と言えるでしょう。
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HOLDING PATTERN / HOLDING PATTERN

- 1999円(AVL98117)
在庫なし
アメリカ、81年作、GENESISやCAMELタイプのシンフォニック・ロック
ソロアーティストとしても力を発揮しているギタリストTony Spadaが在籍するアメリカのシンフォニック・ロックグループの81年作。その内容はTony Spadaの、Steve Hackettを髣髴とさせるメロディアスなギタープレイと、アナログシンセ、メロトロンを中心にしたキーボードのふくよかさで聴かせるシンフォニック・ロックであり、CAMEL系のマイルドさを持った音像にGENESISの叙情が重なったような無理のない作風が特徴。全曲インストゥルメンタルで構成されていますが各パートが非常に歌心を持っており、素直に耳に入ってくる作品となっています。
- 1999円(AVL98117)
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REBEKKA / PHOENIX
女性ソプラノボーカルをフィーチャーしたクラシカルなジャーマン・シンフォの名作
ドイツらしい神秘性とナチュラルに澄み切った世界観で聴かせるクラシカル・シンフォニック・ロックバンドの82年デビュー作。ピアノを中心にしたアコースティックな雰囲気と、CAMELに負けず劣らずな叙情的なギター、ピンポイントで楽曲に彩りを添えるサックスが印象的な好作ですが、最も特筆すべきはAnnie Haslam系の女性ソプラノボーカルMarion Weldertの存在であり、そのアコースティックなバンド・アンサンブルも相まって、RENAISSANCEが引き合いに出されるのは必至。非常にクオリティーの高いジャーマン・シンフォニックロックの名盤です。
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WINDCHASE / SYMPHINITY
SEBASTIAN HARDIEのリーダー格であるギタリストMario Milloの新グループ、77年作
ヨーロッパ大陸から遠く離れた南半球はオーストラリアから登場したSEBASTIAN HARDIEのリーダー格であるMario Milloの新グループによる77年作。実質的にSEBASTIAN HARDIEの3rdとも言える直系のサウンドを示した作品となっており、時代を反映したクロス・オーバーな軽やかさを交えつつ、よりポップさを増した音楽性が特徴ですが、やはり彼らならではの叙情は健在であり、Mario Milloのギター、そしてSEBASTIAN HARDIEでも重要な役割を担っていたToivo Piltは本バンドにも参加し、雄大なサウンドを演出しており、普遍の魅力にあふれた音世界を聴かせています。
GENTLE GIANT

70年にデビューし、技巧的な演奏が一つ特徴であるプログレッシブ・ロック界の中でも一際そのテクニカルな音楽性が際立ち、ライブではメンバーがヴァイオリン、チェロ、サックス、フルート、トランペットなどの楽器を持ち替えるなどマルチな才能を発揮したグループ。 特に超絶な技巧を必要とする変拍子をはじめ、予測不可能なフックを多用した多難な楽曲や緩急を織り交ぜたバンド・サウンド、コーラス・ワークが有名であり、初期は商業主義への徹底した反発を見せるも、徐々に楽曲にポップな要素を加えていき、70年代半ばまでに独自の地位を確立。その後はパンク・ロックやニュー・ウェイヴの音楽性を取り込みながら70年代を突き進んでいきました。 その技巧派で職人気質な音楽性はロック・アンサンブルに新たな解釈を提案し、現在のプログレッシブ・ロックシーンの技巧主義に受け継がれています。
代表作
GENTLE GIANT/THREE FRIENDS
72年発表3rd
演奏のテクニカルさと前のめりな変拍子、先の読めない複雑な展開、どこまでも偏屈でひねくれたポップセンスなど、聴き手を何度も罠に嵌める仕掛けに溢れた楽曲から、まさにプログレッシブ・ロックと呼ぶにふさわしいイギリスのグループの72年3rd。タイトルの通り、子供の頃から共に生きてきた3人の少年たちが時を経てやがて資本家、芸術家、労働者になり、それぞれの別々の道を歩いていくことになる、というコンセプトを掲げたアルバムであり、彼らの個性である変拍子と複雑なアレンジが施された楽曲はヴァーティゴらしい英国叙情を放ち、郷愁を誘うアルバム・コンセプトに上手くマッチしています。
キーワードでつながる各国プログレ名作(すべて在庫あり)
偏屈な楽曲展開
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CATHEDRAL / STAINED GLASS STORIES

- 2199円(SYNCD3)
在庫あり
北米シンフォ・プログレの逸品、78年唯一作
アメリカのシンフォニック・ロックグループの78年作。硬質な演奏を聴かせるギターとベースはYES系の構築美を持ち、ドラムはKING CRIMSONの緊張感とタイトな質感。キーボードはGENESISのファンタジックさを持ち、それらをブレンドすることで独自のテクニカル・ヘヴィー・シンフォニック・ロックへと落とし込んだ作品です。特にその楽曲からはYES、GENTLE GIANTのような構築的な雰囲気が感じられますが、アメリカのプログレッシブ・ロックバンドのような抜けの良さとは無縁であり、英国的な湿り気と叙情を持ったタイプ。また、メロトロンの名盤としても有名であり、GENESISを彷彿とさせるファンタジアを描きます。
- 2199円(SYNCD3)
技巧主義
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ET CETERA / ET CETERA
カナディアン・プログレ/テクニカル・シンフォ、76年唯一作
カナダはケベック出身のシンフォニック・ロックグループによる76年唯一作。ケベックを代表するグループの1つでありGENTLE GIANT系名盤としても有名な本作は、フランス語の男性、女性ボーカルが彩るシンフォニック・ロックであり、オンド・マルトノといった珍しい楽器が使用されたクールなサウンドが特徴です。フルート、サックス、チェロと言った管弦楽器の使用も非常に巧みであり、純クラシカルなセクションすらあるほどにシンフォニックに盛り上げています。また、ツイン・キーボード編成の音の厚みと色彩感も素晴らしく、ケベックのシンフォニック・ロックを代表する名盤と言えます。
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MANEIGE / NI VENT NI NOUVELLE
カナダを代表するグループ、ファンタスティックなチェンバー・ロック
カナダのジャズ・ロック系シンフォニック・ロックバンドの76年3rd。バンド・セクションにフルートのマイルドな響きを加えたテクニカル且つデリケートな味わいを持つジャズ・ロック作品となっており、技巧的なジャズ・ロックアンサンブルと、CAMELのようなマイルドで繊細な質感の狭間を行き来するファンタジックな音像を構築しているのがとても個性的です。変拍子に包まれたせわしない進行を聴かせながらユーモラスなメロディーやカンタベリー的な肌触りを演出するなど、その幻想的でかわいらしい中に内包されたヴァラエティーの多さには脱帽するしかありません。
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MIRTHRANDIR / FOR YOU THE OLD WOMEN

- 1999円(SYNCD6)
在庫なし
切れ味鋭くドラマティックな米シンフォ・プログレの名作
超絶技巧を駆使したテクニカル・シンフォニック・ロックを奏でるアメリカの技巧派グループによる76年唯一作。自主製作作品としては驚愕の内容である本作は、テクニカルなヘヴィー・シンフォニック・ロックの傑作であり、構築的なサウンドはYESを彷彿とさせ、偏屈なフックを用いた展開の多用は、テクニックに裏打ちされたGENTLE GIANT路線の素晴らしいものです。また、フルートやトランペットと言った管楽器の存在が彼らにフォロワー以上の個性を与えており、それらの硬質なアンサンブルの上で叙情的なヴォーカル、コーラスが響きます。
- 1999円(SYNCD6)
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P.F.M / PHOTOS OF GHOSTS
イタリアン・プログレの最高峰、MANTICOREレーベルより73年にリリースされた世界デビュー作
QUELLIを母体に結成され、後にバンドの顔となるMauro Paganiを迎えて改名。英国とはまた違ったイタリアの素晴らしい叙情性を放ち、EL&PのMANTICOREからPete Sinfieldの戦略で世界デビューまで果たしたイタリアン・シンフォニック・ロック代表グループの73年3rd。本作はまさにそのMANTICOREからの世界リリース作となった、ヨーロピアン・ロック屈指の1枚であり、Pete Sinfieldが英語詞を担当した傑作です。先にイタリアでリリースされていた2nd「Per Un Amico」の再録音と、デビュー作「Storia Di Un Minuto」より1曲、そして前2作には未収録の新曲1曲で構成されており、イタリアらしいバロック色とダイナミックなロックを融合した奇跡的なサウンドを提示。テクニカルな変拍子と呼応する凄まじい叙情の嵐は唯一無二のものです。
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YEZDA URFA / BORIS
アメリカ出身、YESの構築美とGENTLE GIANTの偏屈精神を併せ持つ高水準なテクニカル・シンフォニック・ロック、75年の名作
YESの構築美とGENTLE GIANTの偏屈精神で同郷MIRTHRANDIRと同系統のサウンドを持ち、非常に高水準なテクニカル・シンフォニック・ロックを奏でるアメリカの技巧派グループによる75年作。変拍子というよりは1曲を通してキメだらけといった雰囲気の息もつかせぬほどの技巧を見せており、クラシカル且つレトロなシンフォニック性を感じるキーボードと、やたらとせわしないドラム、管楽器を巧みに利用したアプローチが耳に残ります。長尺曲を多く含むものの、最大瞬間風速のように過ぎる超絶技巧にはただただ驚くほかありません。本作の楽曲をベースに、次作「Sacred Baboon」が製作されます。
目次
プログレはいかが?
各国を代表するグループと、テイストの似た定番グループを紹介します。プログレを掘り下げる道筋としてどうぞ。
- ブリティッシュ・プログレ
- イタリアン・プログレ
- ジャーマン・プログレ
- フレンチ・プログレ
- 北米&オセアニア・プログレ
プログレ怪奇骨董箱
国別&プログレならではのキーワード別に、弊店に新品・中古の在庫がある作品がリストアップされます。プログレの世界へようこそ!






























































