M.オールドフィールドやフロイド影響下のサウンド聴かせたポーランドのシンフォ・ユニットですが、このたび実に13年ぶりとなる17年作をリリース!フロイド色、キャメル色をポーランドらしい仄暗く耽美な音像が包み込む力作です♪
エレクトロニクスを主体に構築された重厚なプログレを聴かせる24年作7th。根底に変わらぬフロイド憧憬を感じさせつつも、エモーショナルなヴォーカル、スケール大きくも陰鬱で彼岸的なサウンドは、RADIOHEADにも通じている気がします。
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Mike Oldfield風ギタープレーは健在(2 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
ポーランドのAMAROKの3rdアルバム。
Pink Floydの影響を感じさせるデビュー・アルバム、COLIN BASSの参加によりキャメル色を取り込んだ2nd、そして更に洗練されたサウンドに移行した本作。
アルバムごとに作風が変化しているが、前2作に比べるとその振り幅が大きいので、前作までを聴いてきたファンは少し戸惑うかもしれない。
ハードなギターとリズム部分の強化によって、力強く疾走感のあるカッコいいロック・アルバムに仕上がっているが、よく言われるMike Oldfield風味のギタープレーは所々で聴くことができる。
ヴォーカル曲は初期のRIVERSIDEのような叙情性も持ち合わせており、そのあたりはユーロ・ロック・ファンの琴線に触れることは間違いない。