WGCD001(WILLOWGLASS) 【2005年発売CD】
ジェネシス、キャメル、イエス、バークレイ・ジェームス・ハーヴェストあたりへの愛情が音から溢れんばかり。メロトロンやフルートが紡ぐ幻想美。英国期待のマルチミュージシャンですね!
英国はヨークシャー在住のマルチ・インストゥルメンタル奏者Andrew Marshallによるプロジェクト。05年のデビュー作。全編インストで、ジェネシス、キャメル、イエス、バークレイ・ジェームス・ハーヴェストあたりのDNAを受け継いだ、テーマのメロディやバックのアンサンブルのすべてから英国らしい柔らかな叙情が溢れる70年代憧憬サウンドが印象的です。艶やかで格調高いトーンのピアノ、金管楽器のような壮麗さとともにメランコリーもあわせもった荘厳なトーンで鳴り響くムーグ・シンセ、淡い幻想美を醸すメロトロン。ヴィンテージなキーボードから繰り出される美しい旋律は往年のプログレ・ファンは歓喜すること間違いなしでしょう。優しく奥行きを広げるバッキングからハケット直系の気品たっぷりに鳴るアルペジオまでいかにも英国的な響きのアコギ、繊細に紡がれるエレキのリード、神秘的なフルートも絶品。これは名作です。
マルチ奏者Kamil Konieczniakによるポーランドのシンフォ・プロジェクト、実に7年ぶりに届けられた19年作4th!
2,990円(税込3,289円)
カケレコ棚に並ぶジェネシス・フォロワー作品より、一部を厳選してピックアップしてみたいと思います☆
【タイトル追加】メロトロンが好き?ならメロトロン溢れまくりの新鋭バンド達もお聴き逃しなく!
70年代の楽器と見なされている節があるメロトロンですが、プログレにおいては現在も現役バリバリの楽器であることはご存知でしょうか。今回は、そのあたりが実感していただけるメロトロンが溢れまくりの新鋭プログレ作品をご紹介してまいりましょう〜。
新鋭プログレ・グループにより00年代にリリースされた作品の中から、メロトロン溢れる作品をセレクト!
プログレの本場イギリスのハイレベルな新鋭バンドたちを一挙ピックアップ!
90年代以降のプログレシーンを盛り上げる北欧スウェーデンやイタリアに負けじと、本場イギリスからも、イエスやジェネシスやクリムゾンなど往年のグループのDNAを継いだ好グループが出てきております。注目の作品をセレクトいたしましょう。
2013年にリリースされた新鋭プログレ作品のベストセラーTOP15!
2013年にリリースされた新鋭プログレ作品のベストセラーを大発表!
時に優雅に時にエネルギッシュに舞うヴァイオリンをフィーチャーした世界の新鋭プログレを特集!
芸術の秋!プログレの秋!
洪水のように溢れ出すメロトロンをバックに、リリカルなエレキ&アコギやシンセやフルートが優美に舞うファンタスティックな英シンフォを聴かせます。アルバムのどこを切り取ってもメロディが止めどなく溢れてきて堪りません!
ジェネシスのファンタスティックなエッセンスを120%受け継いだ英シンフォ新鋭!ハケット譲りの繊細なアコギ、どこまでも優美に広がっていくキーボード。ヴァイオリンやフルートも入って、牧歌性と気品が溢れて美しすぎ!
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英国らしい正統派シンフォ・ロック作品(0 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
マルチ・プレイヤーであるANDREW MARSHALLとドラムのDAVE BRIGHTMANによるユニットながら、完全にバンド・スタイルのサウンドになっているWILLOWGLASSのデビュー・アルバム。
最初に聴いた時のバンド・イメージはキャメルでしたが、改めて聴いてみるとジェネシス・ファンにこそ聴いて欲しい作品だと思います。
キーボード好きにとっては全編に亘って使用されているメロトロンやオルガンはもちろんピアノの印象も強いのですが、アコースティック・ギターやフルートの音色も欠かすことが出来ない魅力のひとつになっています。
9曲目の「Waking the Angels」ではイエスのようなきらびやかさもあり、まさに英国らしい正統派シンフォ・ロック作品です。