のちにREALMと改名して作品をリリースするアメリカのシンフォニック・ロックグループの83年デビュー作。REALMではマイルドな質感を持った緩やかなシンフォニック・ロックを聴かせていた彼らですが、このデビュー作ではかなり硬質でバタバタとしたせわしないキーボード主体のシンフォニック・ロックを奏でており、20分、19分の大曲2曲を通して分厚いアナログ・シンセサイザーが暴れまわるハイテンションなパフォーマンスを展開。またハイトーン・ボーカルを擁していることからYESを髣髴とさせるセクションも多く、アメリカらしいキャッチーさも持ち合わせてた良作となっています。
RUMPLE STILTZKEN COMUNE/WRONG FROM THE BEGINNING
スイス、YESやGENESISからの影響が感じられるシンフォ、77年作
1,590円(税込1,749円)
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テンション高すぎのカラフルなシンセサイザー系キーボードロック(5 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
83年1st
全くもって未チェックだったアメリカンシンフォニックグループの
作品。後にREALMと名前を変更しています。
キーボード、特にアナログシンセがものすごい勢いで迫るキーボー
ド系シンフォニックロックの隠れた名作。
というか、本当にテンションの高さが半端ではないです。
キャッチーな部分が多くアメリカらしい抜けの良さも持ち合わせ、
どこを切り取ってもキーボードサウンドで埋め尽くされた良作。
特にアナログシンセで分厚い音を作ると言う意味で一番近いのは、
スウェーデンのAnders Helmersonの「End of Illusion」だと思い
ます。突き抜けるような爽快感も共通していますね。
ただ、VAILはハイトーンでクリアなJon Anderson系ボーカルを擁し
ており、これがまたきらびやかなサウンドとの絶妙なマッチングを
見せています。
キーボードファンならびに抜けの良いキャッチーなプログレが好き
な方は必聴盤でしょう。
まさにシンセサイザーの嵐!(0 拍手)
さん レビューをすべて見る
アナログ系ポリ・シンセのバッキングに、モノ・シンセのウネリまくりフレーズの嵐!ボーカルもイエスを彷彿させるクリアなハイトーン・ボイスでメロディアス!最近こんなバンドいませんよね〜(涙)。アナログ・シンセ・ファンの私にはたまりませんでした。思わず物置から昔のシンセを引っ張り出してグリグリ遊んでしまいました(笑)。