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オールマン・ブラザーズとカプリコーン・レコードの仲間たち

  • 皆さん、こんにちは。芹沢聡一郎です。今回のテーマは、オールマン・ブラザーズとカプリコーン・レコード!ハードでいてヌケがよく、哀愁いっぱいのサザン・ロックをご紹介いたします。
  • わぁ、オールマン・ブラザーズ、大好きなんですよね〜。楽しみです。
  • オールマンは、フロリダ出身のグレッグとデュアンのオールマン兄弟を中心に結成されたグループで、クラプトンも認めた天才ギタリストのデュアン・オールマンともう一人の名ギタリスト、ディッキー・ベッツを中心とするグループだね。
  • 二人の豪快かつリリカルなツイン・ギターが最高なんですよね。
  • うん、そうだね。それじゃ、デュアン・オールマンについてちょっと掘り下げていこうか。デュアンはバンド結成前、マッスル・ショールズのセッション・ギタリストとして活動していたんだ。そこで数多くのサザン・ソウル作品に名演を残すんだけど、その一つが、ウィルソン・ピケット「ヘイ・ジュード」のリード・ギター。スタックス・レーベルのマネージャーとしてオーティス・レディングも担当したフィル・ウォルデンが、「ヘイ・ジュード」でのデュアンのギターに惚れ込んだことは、サザン・ロック誕生の一つの起点といえるよ。
  • へ〜、フィル・ウォルデン、知りませんでした。
  • フィル・ウォルデンの名は知らなくても、彼が設立したレーベルの名前は聞いたことあると思うよ。サザン・ロックを代表するレーベル、カプリコーン・レコードだね。
  • あっ、知ってます。オールマンの作品もカプリコーンでしたよね!
  • そうそう、カプリコーンの第一弾バンドとなったのがオールマン。69年にデビューした後、ライヴを見て衝撃を受けたクラプトンがデレク&ザ・ドミノス『いとしのレイラ』にデュアンを誘ったり、フィルモアを運営するビル・グレアムに認められたりする中で、全米にその名が知られたんだ。
  • そんな中で生まれたのが、ロックを代表するライヴ・アルバム『フィルモア・イースト・ライヴ』ですね!
  • その通り!デュアンは、71年にバイク事故で24歳という若さで死んでしまうんだけど、もう一人のギタリストのディッキー・ベッツが中心となり、カラっとした『ブラザース&シスターズ』を73年にリリース。この中から「ランブリン・マン」と「ジェシカ」が大ヒットして、サザン・ロックが本格的に全米から注目されることになったんだよ。
  • カプリコーン・レーベルには他にどんなバンドが居るんですか?
  • そうだな、オールマンに次ぐキャプリコーン第二の星と言われるマーシャル・タッカー・バンド、オールマンのローディー達によるグラインダースウィッチ、フリーなど英ロックに通ずる陰影を持ったハイドラあたりは必聴だよ!ジュークボックスにまとめてみたから、是非、聴いてみて!
  • サザン・ロックをもっともっと掘り下げてみたくなりました。じっくり聴いてますね!


ALLMAN BROTHERS BAND

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カプリコーン・レーベル第一弾!オールマンの記念すべき1stで、サザン・ロックの幕を開けた傑作。デュアン・オールマンのスライドとディッキー・ベッツのオーソドックスなブルース・ギターによるギター・バトルの熱気は凄い!

ALLMAN BROTHERS BAND

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1971年10月、オートバイ事故でデュアン・オールマンを失ったバンドによる起死回生の大傑作。全米第二位となったこの曲をはじめ、初期のブルージーなコクこそありませんが、ヌケのいいサウンドは、これぞサザン・ロック!

MARSHALL TUCKER BAND

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オールマンに次ぐカプリコーン第二の星と言われた名グループ。1stのオープニング・ナンバーをピックアップ。カントリー・フレイヴァーいっぱいの愛すべき名作。

GRINDERSWITCH

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オールマンのローディー達によって結成され、カプリコーンからオールマンの弟分としてデビューしたグループ。スカっと伸びやかなスライド・ギターと哀愁ある軽快なピアノ&フィドルは、これぞカプリコーン・サウンド!

HYDRA

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ヒプノシスによるジャケ、フリーに通ずるスモーキーさとタメ、ウィッシュボーン・アッシュを彷彿させるツイン・リード・ギターなど、カプリコーンでは異色のグループ。

TWO GUNS

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カプリコーン・レーベル末期である79年リリースの一枚。豪快に炸裂するツイン・ギター、男臭いヴォーカルからはレーベル・スタート時から変わらないエネルギーが満ちています。

KENNETH BRIAN BAND

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オールマンのDNAを継ぐ新鋭もピックアップ!元カプリコーンのプロデューサーがプロデュースで、往年の香りプンプンの豪快な名作ですね。

WET WILLIE

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71年にデビューしたアラバマのサザン・ロック・バンド。ノリノリ&グルーヴィーなサウンドが炸裂するゴキゲンな好グループ!

STILLWATER

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77年のデビュー作。ウェストコーストに通じる爽やかなポップ・フィーリングとボストンに通じるハード・ポップさ、そこに深みを与える南部ならではのブルース・フィーリング。快作です!

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在庫一覧

  • ALLMAN BROTHERS BAND / ALLMAN BROTHERS BAND

    サザン・ロックの代名詞と言うべき名バンド、69年デビュー作

    マッスル・ショールズのセッション・ギタリストとして名を馳せ、後には『いとしのレイラ』にもゲスト参加する天才ギタリスト、デュアン・オールマンが率いるグループ。トム・ダウドのプロデュースで録音され、カプリコーン・レーベルから69年にリリースされた記念すべきデビュー作。ツイン・ギター&ツイン・ドラムという編成で、ブルース・ロックをベースによりスケールを増したサウンドでサザン・ロックの幕を開けた傑作。デュアン・オールマンのスライドとディッキー・ベッツのオーソドックスなブルース・ギターによるギター・バトルの熱気は凄い!

  • ALLMAN BROTHERS BAND / BROTHERS AND SISTERS

    デュアンとベリー・オークリーの相次ぐ死を乗り越え73年にリリースされたバンドの代表作

    デュアンに続き、事故で急逝したベーシスト、ベリー・オークリーの遺作にして、グループの初めてのナンバー・ワン・アルバム。ヒット曲「ランブリン・マン」を収録。73年作。

  • GRINDERSWITCH / MACON TRACKS

    サザン・ロックの知る人ぞ知る実力派グループ75年作。名曲「Pickin’ The Blues」収録

    ALLMAN BROTHERS BANDのローディー達によって結成された、ツイン・ギター体制の4人組サザン・ロック・グループ。カプリコーンから75年にリリースされた2nd。ピアノ、フィドル奏者がゲスト参加。ブルース臭さや泥臭さはあまりなく、伸びやかなスライド・ギターを基調に、軽快なピアノ&フィドルをフィーチャーした、カラっとノリの良いサウンドが印象的。イギリスの有名DJであるジョン・ピールのラジオテーマ曲「Pickin’ The Blues」収録。サザン・ロックのファンだけでなく、BRINSLEY SCHWALTZなど英パブ・ロック・ファンにもオススメできます。酔いどれ哀愁ロック!

  • TWO GUNS / BALLS OUT

    名門レーベルのカプリコーンより79年にリリースされた強力サザン・ロック作!

    ALLMAN BROTHERS BANDで有名なカプリコーン・レーベルから79年にリリースされた唯一作。タメの効いたグルーヴ、豪快に炸裂するツイン・ギター、男臭いヴォーカル、哀愁いっぱいのキーボード、スワンピーなホーン・セクション&女性コーラスが印象的なサザン・ロック。楽曲、演奏ともにエネルギッシュで力がみなぎった快作。

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